リフォームを成功させる秘訣はリフォーム会社選びと言っても過言ではありません。
なぜなら、リフォームの満足度は業者の良し悪しに大きく影響されるからです。
いくつもの選び方がある中でリフォーム業者の選び方において決まった方法はありません。
しかしながら、このポイントに気をつけることが出来れば間違った業者選びをすることがないというポイントはいくつか存在します。
リフォームを成功させるためにも気をつけるべきポイントを順を追って紹介します。
■地域に特化した家から近いリフォーム業者を探す
現場が近いということは移動時間などが短くなるため現場監督に訪れる回数が増え、結果的に現場をしっかり管理してもらうことができます。
また地域密着型のリフォーム業者は地域の特性に詳しく、打ち合わせやリフォーム工事面にも期待できたり、定期的なアフターフォローやメンテナンスなど住まいのトラブルの際にもすぐに対応してもらえます。
■知名度や会社の規模だけで決めない
一般的に知れわたっており、名前を聞いたことがあるリフォーム会社は施工実績も豊富でリフォームの知識やプランニング力があるなど思いがちですが、知名度が高いからと言って必ずしもリフォームの質が高いと言う訳ではありません。
価格競争や多くの案件を請け負っているため自社施工ではなく、下請け業者に仕事を任せっきりにして現場の管理が行き届かないという側面もあります。
リフォーム業者が皆さんのために親身になってくれるかというのが本当に大切なポイントですので、会社の大きさの規模で決定するのではなく、自分のリフォームプランにあった工事をしてもらえるかなど、いろいろな面からその会社の中身を知り、自分が求めるリフォームに合っているかをしっかりと見極めることが重要です。
■金額の安さだけで決めない
リフォーム業者によって使用する材料や工法など違いがあるため一概に金額だけで決めるのではなく、見積もりの内容などをしっかりと提示してもらった上で工法や材料のグレードなどの説明を聞き、内容を細かくチェックし中身を比べ金額とのバランスを見ることがとても重要です。内容を比較するためにも相見積もりをとることをオススメします。
■営業年数が多く、豊富な施工実績がある業者を選ぶ
リフォーム実績が多ければ、それだけ経験豊富でリフォームの知識や施工技術などに期待ができます。
ホームページなどで過去の施工実績や施工写真などを確認したり、過去の実績を資料として見せてもらいましょう。
悪徳業者は2、3年で土地を転々とすることもあるため、その土地で長く営業しているということはちゃんとしたリフォーム業者だという可能性が非常に高いです。
また営業年数が浅めの業者に工事を依頼し、万が一その会社が潰れてしまってはアフターケアもすることが出来なくなってしまいます。
■わかりやすく明確な見積もりが提示されているか
「一式」のような見積書は一見するとわかりやすく感じるかもしれませんが、材料や商品の内容がわからないため信頼がおけません。
材料のグレードや工事内容など項目ごとに内訳を細かく記載しているかチェックして下さい。そして、しっかりとその見積書の内容について説明してもらうことも大切です。
■許可・資格を持っている業者であること
リフォームは500万円以下の工事であれば許可も資格も必要なくリフォーム工事を受注することができます。
これは、技術や知識があっても資本力のない小さなリフォーム会社でもリフォーム業に参入することが出来るという点では意味のあるものでしたが、一方で、この規定のために安易なリフォーム業者の参入が容易となり、質が悪く技術や知識のレベルが低いリフォーム業者が増える悪影響の原因ともなりました。
リフォームする場所によっては、建物の構造など専門の知識や技術が必要なため、500万円以下のリフォーム工事であっても依頼するリフォーム会社が500万円以上の大規模工事も請け負っていることや事業者団体への加盟や建設業許可の登録状況をしっかり把握して下さい。
■アフターケアが充実しているか
アフターケアとは施工の不備や器具の劣化に対してリフォーム会社が無料、または特価で対応してくれるリフォーム工事後のサービスです。
アフターケアは多ければ多いほどリフォーム会社にとっては利益があがらないことからマイナスになりますので、それでもアフターケアに力を入れている会社は施工の不備を起こさないしっかりとした施工を行っているということです。
またリフォーム後、何年か経って住まいに何かあってもアフターケアが充実している会社はしっかりと対応してくれます。
