空き巣などの防犯対策のための防犯リフォームを紹介します。
防犯リフォームにおいてまず考えなれけばならないことは、防犯対策をしっかり行い泥棒にとって侵入しにくいと思わせる家づくりをすることです。
なぜなら泥棒は下調べを念入りに行い、侵入しやすい家を探しているからです。
泥棒に少しでも侵入しにくいと思わせると泥棒は別のターゲットとなる家を探します。
空き巣などの泥棒に狙われやすい家の条件
・見通しが悪い家
家が高い塀で囲まれていたり、庭に木が多くあると周りからの死角となってしまい結果的に周りからの見通しが悪くなり非常に侵入しやすくなります。
・線路や大通りなど付近で大きな音がする
ドアや窓を壊す時の音がかき消され侵入が容易くなる。
・下調べがしやすい家
公園の近くや不特定多数の人が集まる場所の近くでは、公園で休憩している人などに紛れて家の下調べを行っている可能性がある。
・外灯が少なく夜間家の周りが暗い
このように、周りの状況や立地条件などそう簡単にかえられるものではないので、普段から防犯を心がけ、住まいが泥棒に狙われやすい状態になっていないか、しっかり現状を把握し防犯対策を見直して下さい。
住宅に侵入してくる泥棒は窓かドアから侵入してくるケースがほとんどですので、窓とドアの防犯対策は非常に重要です。
泥棒は侵入に時間がかかることで、侵入をあきらめるケースが高くなり侵入に5分以上かかると75%以上が侵入をあきらめるとも言われています。
そこで、ドア部分の対策としては、一つのドアに2つのカギがついているツーロックのドアやバールなどでドアをこじ開ける「こじ開け」に効果がある鎌式の錠、ドアのガラス部分を破り内側のカギを回すサムターン回しを防止するセキュリティサムターンなどの機能があるドアと取り換えるといった対策が効果的です。
そして、泥棒の侵入方法の中でもっとも多いのがガラスを破って侵入する「ガラス破り」です。
こうした被害を防ぐためにオススメなのが防犯フィルムです。ガラスに貼ることでガラスを破りにくくするためガラス破り対策には非常に効果的です。
防犯用の割られにくい防犯ガラスに交換する方法もあります。
そして防犯ブザーや2重窓、補助錠の取り付け、その他センサーライトや監視カメラなどを設置するなどと併用すれば、さらに安心です。
このように、泥棒が「入りにくい」「入りたいと思わない」「入れない」対策をしっかりと行い、大切な家を守る防犯リフォームを一度考えてみてはいかがでしょうか。