近隣で空き巣被害があったりすると自分の家は大丈夫なのかと心配になるかと思います。
そんな住まいに関する心配ごとを解決するリフォーム。
防犯リフォームのポイントは空き巣が嫌がる家にすることです。
泥棒が家の何処から侵入しているかご存知でしょうか?
統計によると侵入窃盗で窓からの侵入率は約55%となっており、侵入窃盗の半分以上が窓からの侵入とわかります。
侵入方法はガラス破りというガラスを割って窓から家の中に侵入する方法です。
ですから、防犯リフォームを考えた際、窓ガラスを見直すということは非常に重要となりますので、住まいの防犯は窓から考えてみてはいかがでしょうか。
窓ガラスには様々な種類がありますが防犯性能の高い窓ガラスにリフォームすることで簡単に室内に侵入されるのを防ぐことができます。
■種類別ガラスの性能
ガラスには、「1枚ガラス」「網入りガラス」「強化ガラス」「防犯ガラス」など様々な種類があり、その性能も様々です。
一般的によく使われている「1枚ガラス」は防犯性能は非常に弱く、ハンマーやバールなどで叩くとすぐに割れてしまいます。
次にガラスの中に金網の入った「網入りガラス」ですが防火性、飛散防止に優れたガラスで火器を取り扱うガソリンスタンドなどによく使われていますが、防犯性能は低く、ハンマーやバールなどで叩くと1枚ガラス同様に割れてしまいます。
「強化ガラス」は1枚ガラスに比べ3倍〜5倍の強度があり、割れると細かい粒状になるため飛散防止に優れた安全性の高いガラスですので、学校の窓によく使われています。
しかし防犯性能はそれほど高くなく、先端が鋭利な物で叩くと割れしまうため、あまり防犯効果に期待できません。
「防犯ガラス」は文字通り防犯対策を考えて作られているため、他のガラスに比べると非常に割れにくいため防犯効果に期待が出来ますが、防犯ガラスであっても時間をかければ割れてしまうため、防犯ガラスにしたからといって絶対に安心という訳ではありません。
しかし防犯ガラスにリフォームする事で窓を割られて侵入を許すということはかなりの確率で軽減されます。
■防犯リフォームのポイント
空き巣の約70%が5分以内に家に侵入できなければ侵入を諦めるというデータがあり、窓ガラスを割れにくくすることは防犯対策として非常に有効な手段の一つです。
つまり、泥棒が嫌がる窓ガラスにするということがポイントです。
泥棒が嫌がる窓ガラスとは、ガラスを割り侵入するのに時間がかかる、侵入するのにてこずる窓にするということです。
ですから、防犯ガラスにリフォームすることは窓の防犯という意味では非常に有効な手段となります。
空き巣に入られる前に窓のリフォームで防犯対策を考えてみてはいかがでしょうか。