外壁塗装リフォームを失敗しないためには、外壁業者の言うがままに塗装リフォームを任せていてはいけません。
すべてを任せても安心できる良い業者にリフォームを依頼することができれば問題ありませんが、なかなかそう簡単にはいかないと思います。
外壁塗装リフォームも同じで外壁工事を完全にお任せできる業者を選ぶのもなかなか難しいかと思いますので、ランキングサイトやリフォーム一括見積もりサイトなどを利用することをオススメします。
リフォーム業者を選ぶ時に良く聞くのが、リフォームの費用が安かったからだとか、リフォーム業者の担当の人柄を良かったからなどの理由で決めてしまっていることも多いようです。しかしこのような決め方をすると外壁リフォームのことを知らないことが原因でさまざまなトラブルが発生したり、リフォーム費用が必要以上にかかってしまったりします。
例えばリフォーム金額がとても高かったとか、10年もつと言われたのに5年で塗装が剥がれてしまったなど様々です。
外壁リフォームでこのような失敗をしないためには正しい業者選びをすることです。
正しい業者選びするためには、みなさん自身もしっかり塗料のことや塗装工事の費用などについての知識を持っておく必要があります。
例えば、値段が高い良い塗料を使えば耐久年数が長くなると思われがちですが、実際にはそうではなく、実は塗料の耐久年数を伸ばす下地処理などの見えないところの処理をしっかり行うことで塗料の耐久年数を格段に変わってきます。
これは、いくら高い塗料を使ってもその性能を活かせる知識と技術が必要ということです。
外壁業者に使う塗料などを任せっきりにすると必要のない高い塗料などを使われることもあるため、少し知識があるだけでも業者はむやみやたらと高い商品を進めてくるということが無くなります。
そして複数業者から相見積を取り塗装工事の適正価格を知ることも重要です。
相見積もりをとってみると一目瞭然ですが、塗装工事は定価がなく各業者によって工事の費用にバラツキがあります。
もちろん家の大きさや使う材料などによって値段に差が出てくるのはもちろんですが、あまりにも高額の費用を提示してくる業者や反対に安すぎる業者は注意が必要です。
工事費が適正かどうかを判断するためも、塗装工事の内訳を知っておくと良いと思います。
塗装工事価格の内容
塗装工事価格の内容は材料費・人件費・管理費・利益の4つから成り立っています。
材料費は塗料の価格となり、塗料はアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素という順で高価になっていきます。
いくらフッ素塗料だからといってもグレードや種類によって価格は異なりますので、フッ素塗料だからなんでもよいというわけではありません。
大手の塗料メーカーはメーカー独自の名前をつけいる場合もありますが、どの塗料でも必ずグレートを確認してください。
材料費は工事費全体の約20%と言われ、材料費とは別に足場代が工事費全体の約20%となります。
そして、人件費は職人さんの給料になります。
技術や経験のある職人が現場に行けば給料が高くなり、技術や経験の浅い職人が行けば給料が安くなります。
ですから、極端に人件費が安い会社は職人の質が悪い可能性があるため注意が必要です。
職人さんの人件費は工事費全体の約30%と言われています。
管理費とは現場で使う経費や営業マンの給料、広告宣伝に使う費用となります。
管理費は工事費全体の約10%となり、残りの20%が塗装業者の利益となります。
このように塗装工事は4つの要素でなりたっており、塗装工事の価格が決まってきます。
塗装工事に必要な知識を知っておくことは外壁塗装工事を成功させるためにとても大事なこととなります。