せっかくリフォームしたのにシロアリ被害に合いリフォームが台無しになるなんてことにならないように、住まいのリフォームをする際にしっかりシロアリ対策をすることをオススメします。
特にリフォームで床下の環境を変えるようなことがあれば、いままでシロアリ被害に合っていなくても、この先シロアリの被害にあうことも十分考えられます。
シロアリの被害にあわないようにするにはシロアリの被害にあう原因を取り払うことです。
白アリは換気が悪く風通しがよくない暗くてじめじめした湿気のある場所を好みます。
家に使われている木材が湿気を含むことでカビが発生し、そのカビの臭いに反応してシロアリが浸入して来ます。
カビを発生させないためには湿気をなくすことが一番ですので、湿気対策として床下にスミをひいたり、換気扇をつけたりし床下の風通しをよくする対策法もあります。
しかし完全にシロアリの侵入を防止できるものではないため、シロアリ被害にあう前に予防の薬剤処理をしておくことをオススメします。
そして住まいのリフォーム後にこんな症状が出た場合は注意が必要です。
「家の周辺や庭先などで羽アリが飛んでいるのを見た」「近所でシロアリが発生したという話を聞いた」「風呂場の入り口や敷居や柱などが黒くなった」「洗面所や台所の床がふかふかしだした」「柱を叩くと空洞音がする」などの症状です。
このような症状が見られる場合はシロアリの被害を疑ってみることも大切です。
シロアリ被害は放置しておくと腐朽が進行し被害場所や内容によっては大掛かりな修理が必要になる場合もありますので、このような症状が見られる場合は、まずは専門家に床下の点検を受けてみることをオススメします。
もし点検で白アリが見つかった場合、まずはシロアリによってひどく損傷している箇所があれば、まずはその箇所を修理し、その後シロアリの駆除を行ってください。
損傷箇所を直さないままシロアリ駆除の薬剤を使ってしまうと、さらに損傷を進行させてしまう場合もあります。
今は大丈夫だったとしても、この先シロアリの被害にあうことも十分考えられるため予防としてランキング上位の専門家などに定期的に床下などを点検してもらい住まい状況を把握して下さい。