リフォームを終えて足りなかったところを聞くといつも上位のキーワードに上がるのが「コンセント・スイッチ」の数と位置です。
これは、普段何気なく使っている「コンセント・スイッチ」の数と位置をしっかり考えなければ生活する上でとても不便だということです。
「コンセント・スイッチ」の数や位置をしっかり考えて取り付けていないと、間取りなど良いリフォームが出来ても快適な生活を送ることができません。
「コンセント・スイッチ」の数や位置もしっかり考えたリフォームをすることで、住まいのリフォームを終えた時にとても快適に過ごせる住まいになります。
では、どのようなポイントを気をつけ「コンセント・スイッチ」の数や位置を決めればいいかと言う「家具の配置、家電製品、生活導線」の3つが ポイントとなります。
まず家具の配置ですが間取りなどをリフォームする場合は現在使っている家具などをそのまま使用するケースも多くあると思います。
その場合、間取りなどが決まったら家具をどこに置くかを具体的に考えて下さい。
そして、ドアを開いた時や家具でコンセント・スイッチが隠れないようにして下さい。
家電製品と言うのは、実際に家電製品をどれだけもっていて、どれだけのコンセントが必要になってくるかということをしっかりピックアップし考えることが非常に重要ということです。
どの部屋でどれくらいの家電製品を使って生活するかという生活のイメージをしっかり持っておくことがとても大事です。
そして、部屋の広さでコンセントの数を考える場合には、住宅会社で家を建てる際に6帖の部屋にはコンセントを2か所配置することが多いようですが、せっかくリフォームをするのであれば、 6帖の部屋に3か所設置するのが良いかと思います。2帖に対してコンセントを1か所設置することをオススメします。
特に注意するポイントとして「リビングダイニング・子供部屋・キッチン」があげられます。
「リビングダイニング・子供部屋・キッチン」は思った以上に家電製品を使うことがあるので他の部屋より多くコンセントを付けることをオススメします。
そして、生活動線を考えて「コンセント・スイッチ」を配置すると生活の不便が一気に解消させます。
例えば、廊下などは廊下の端と端にスイッチを付けることによって、どちらのスイッチからも電気を消すことができます。
階段なども同じで、上り口と降り口にスイッチが必要です。
また、生活動線のことを考えるときに忘れてはいけないのが、同居者のことも考えて配置するということです。
例えば、住まいをバリアフリー化するときなどに考えなければならないのは、車イスなどを使って生活する同居者がいる場合には、スイッチの位置を低く設置しなければいけないということです。 これは普通に立って生活する上では問題でなかったスイッチの高さなども、車椅子に座ることでその高さだと押すことが困難となるからです。
コンセントは出来るだけ多い目に設置しておくと、いざと言う時に役に立ちます。
コンセントやスイッチは生活するうえで絶対になくてはならないものなので、最初から考えてつけておくことをオススメします。
リフォームしてから「スイッチ・コンセント」の数や位置を失敗したと後悔しないように、しっかり考えてリフォームして下さい。