外壁リフォーム 失敗しない塗料の選び方

外壁リフォーム 失敗しない塗料の選び方

 

外壁塗装は住まいの外観のイメージを変えるだけでなく、住まいを長持ちさせるために欠かすことが出来ないとても大切なリフォームの一つです。

そんな住まいにとって大切な外壁リフォームのポイントの1つに塗料選びが上げられます。
なぜなら塗料によって、耐久性・コストなどの違いがあり、自分の住まいに最も適した塗料を選ぶ必要があるからです。

ひと昔前の塗料は劣化がはやく、何度も塗装しなければならない塗料が多かったのですが、最近の塗料は耐久性能が違う豊富な種類の中から選ぶことができるようになりました。

いまの塗料は自らの力で汚れを落したり、遮熱効果を持つものもあったり、フッ素系塗料など15年以上の耐久性をもつ塗料などもあり、塗料の機能性能も様々で、快適な住まいづくりにとても役立つものとなっています。

一般的には塗料は耐久性が高くなるのに比例し、価格も高くなる傾向にあるため、外壁リフォームにかかる費用は選ぶ塗料によって異なってきます。
ですから、価格家の築年数や環境によってそれぞれ最適な塗料を選ぶことが重要です。

しかし、「エスケー化研」「日本ペイント」「関西ペイント」など様々なメーカーや数多くの種類から選べる塗料があるため、塗料選びに迷われる方も多くいらっしゃるかと思います。
ですから、外壁リフォームを始める前に、まずは塗料の特徴を知っておくことで外壁リフォームを行う上でとても役立ちます。


■塗装の種類で異なる耐久性能と価格

塗料の種類には大きく分けると「フッ素塗装」「シリコン塗装」「ウレタン塗装」「アクリル塗装」の種類があり、「フッ素塗装」⇒「シリコン塗装」⇒「ウレタン塗装」⇒「アクリル塗装」の順に耐久性能と価格が高くなります。

フッ素系塗装の特徴
フッ素系塗装は、塗料の中でも価格が高く、15年~20年と最も耐久年数が長い塗料で防汚性能にも優れているのが特徴です。耐久年数が高いため長期的なコストで考えると安い塗料で何度も塗り替えるよりコストは安くなります。

シリコン系塗装の特徴
シリコン系塗装は弾力性があり10年~15年と耐久性能も高いく、最近の主流となっている塗料であり、最も価格と性能のコストパフォーマンスに優れている塗料だと言えます。

ウレタン塗装
ウレタン系塗装の特徴は光沢があり、厚く塗りやすく、8年~10年の耐久年数で価格と機能のバランスがとれた塗料ということです。

アクリル塗装
アクリル塗装の特徴は価格が安価であることです。低価格で外壁の塗り替えを済ませたい方や何度も外壁リフォームを行いたい方などにオススメですが、耐久年数が低いためこまめな塗り替えが必要となります。20年ほど前までは一般的によく使われていた塗料です。

外壁塗装の変色や塗装の剥離、汚れ、大きなひび割れ、カビの発生などの外壁の劣化や変化を見つけたら外壁塗装のリフォームを考えるべき時期かもしれません。
上手く塗料選びを行い、外壁リフォームを成功へと導いて下さい。