自然素材を使わないリフォームは塩化ビニールクロスや合成化学塗料などを使用したケースが多く、塩化ビニールクロスや合成化学塗料などの新建材は安価で大量生産が可能で施工性が良いので作業効率が良いといった点があげられます。
また合板フローリングなどは傷がつきにくく見た目も綺麗で掃除などが簡単というメリットもありますが、新建材は調湿効果があまり期待できないため、夏場は高温多湿になりダニやカビの温床となりシックハウスやアレルギー疾患などを引き起こす原因にもなるとも言われています。
また新建材は土に還らないため環境に優しいとは言えません。
一方で自然素材を使ったリフォームは、化学物質を使わない自然の素材を使用して行うリフォームです。
素材は自然界の物ですし、自然素材は廃棄しても環境負荷が少なく調湿効果や断熱効果も期待できるため、夏場は涼しく冬場は暖かく、そして一年を通して快適な湿度環境を保つことができると言われていますので、フローリングに無垢の杉板を敷き詰めれば、合板フローリングには無い自然の温もりを感じられ、より快適な生活をおくれるのではないでしょうか。
これからリフォームを考えている皆さんも自然素材を使用したリフォームで素材の特性を活かした快適な空間創りを検討してみてはいかがでしょうか？
