意外と知らないリフォームのこと

意外と知らないリフォームのこと

 

住宅リフォームへの関心が高まりつつある昨今、リフォームの需要は年々増加傾向にあります。
リフォームを行いたいと思った時、具体的にどのようなことから始めて行ったらよいのか、またはじめてのリフォームでも満足できるリフォームを行うために知っておくべき費用の事や契約の流れなどのポイント、リフォームでトラブルにならないためにも知っておくべき情報をご紹介します。
リフォームを失敗しないためにも、リフォームを始める前にチェックしていただき、皆さんのリフォームの参考にして下さい。

リフォームの業者探し
リフォームを具体的に進めていくにあたってまず問題となるのが、リフォーム業者探しです。リフォームは工事費や工事内容などわかりづらいことが多く、情報が不足してしまいがちですので、リフォーム業者の情報収集はリフォーム業者を決める上でとても重要なポイントとなります。

ですから、近所にどんなリフォーム会社があるのか、またその会社の過去の施工実績(リフォーム実績)、評判など、まずはしっかりとリフォーム業者に関する情報収集を始めましょう。

なぜなら過去の施工実績や評判を知ることで、そのリフォーム会社が得意としているリフォームの種類を把握することができ、自分が求めている理想のリフォームにマッチしている業者なのかといったことが判断できます。
またそのリフォーム業者の評判を知ることでその会社の信頼度などもわかります。

そして過去の施工実績や評判などの情報収集は1社だけではなく、より多くのリフォーム会社を調べることがポイントです。
なぜなら、そのようにして知り得た情報を比較検討することで自分にあったリフォーム会社を見つけ出すことができるからです。
雑誌や友人や知人などからの口コミ情報はもちろんですが、最近ではインターネットを使って情報収集することもできます。

リフォーム業者決定
どのような流れでリフォームを進めていくのかという不安もあるかと思いますが、リフォームは各家によって家の形や間取りも違えば、リフォームの内容も人ぞれぞれですので、まずはリフォーム会社に現状の家の状況を見てもらいリフォーム箇所のチェックや構造のチェックをしてもらうことから始まります。

1社である必要はないので、自分で情報収集したリフォーム会社で気になったリフォーム会社数社に来てもらっても構いません。
現状で困っていることやリフォームの内容や希望などを、この時に出来るだけ具体的に伝えて下さい。

そして、伝えたリフォーム内容をもとに設計のプランや概算の見積書を作成してもらって下さい。
リフォームプランと概算の見積書の金額に納得すれば、その1社とリフォームの契約をすることとなります。

リフォームプラン打ち合わせ・本契約
契約を済ました後はより詳細な打ち合わせを行い、実施設計図面を作成してもらうことになります。
仕上げ材や設備など仕様の詳細についてもこの段階で決定します。
そして、リフォームの仕様の詳細が決まれば、概算の見積書ではなく請負金額の具体的な内容である最終的な見積書を再度作成してもらうようにして下さい。

そして、最終的な見積書には建材の具体的な材料名や単価や数量を詳細に記載してもらい、仕様や材料に関してしっかりとリフォーム業者から説明を受けるようにして下さい。
また、後々トラブルにならないためにも口頭約束ではなく、リフォーム工事の規模に関わらず必ず契約書を取り交わすようにして下さい。

リフォーム工事開始
リフォーム工事は大規模なものになると近隣の方にも騒音や業者の出入りなどで迷惑をかけることも多々あります。
そのようなリフォームの場合は、リフォーム工事前に担当者の方と一緒に近隣の方々へ挨拶にまわり、担当者の方からリフォームの工事のことを説明してもらいましょう。
このように近隣に挨拶まわりをしておくことで近隣の方とのトラブルを事前に回避することができます。

またリフォーム工事開始前にリフォーム工事の日程を表にした日程表(リフォームスケジュール)を作成してもらい、リフォームの工事の内容と進め方の説明を受けてしっかり確認して下さい。

そして、そのリフォームによって発生する可能性がある追加工事の内容などについてもしっかりと説明を受け、追加工事が発生した場合の対応などの事も事前にしっかりと説明を受けるようにしてください。
いざ工事が始まれば、リフォーム工事中もしっかりと進捗状況などを知らせてもらい、リフォーム業者の担当者と情報共有して下さい。

なぜならリフォーム工事はリフォーム会社の担当者が工事をする訳ではなく、現場に入る職人さんが工事を行います。リフォーム会社の担当者はずっと現場にいてる訳ではないので、工事はどうしても職人さんの主導で進むため、担当者が現在の状況を知らないとトラブルをうむ原因となるからです。
ですから担当者にも現場の事を細かく知っていてもらう必要があります。

また実際に工事が始まり、現場を確認すると当初予定していなかったプランの変更や追加の工事をお願いすることもあるので、しっかりと現場を確認しておき必要であればプランの追加や要望などを担当者に伝えるようにして下さい。
追加工事契約時にはしっかりとリフォーム工事に関する重要事項を説明してもらって下さい。

リフォーム工事完了
リフォーム工事が終われば、リフォーム工事の仕上がり具合を担当者としっかりチェックして下さい。
問題がないようであれば、引き渡し書類やリフォーム保証書、各種設備機器の取扱説明書などの書類を受領し保管して下さい。
また保証・アフターフォローがあるリフォーム業者の場合はしっかりと説明を受けるようにして下さい。

◆リフォームのポイント
このようにリフォームを進めることができれば、だれでも簡単に安心してリフォームを成功させる事が出来ます。
安心してリフォームを計画するためにも、このようなポイントをしっかりと理解し活用していただければと思います。
リフォームを失敗しないためにも、当サイトを利用しリフォームを成功へと導いていただけると幸いです。