トイレリフォームの際に盲点になるのが、トイレ室内の寸法です。
トイレのリフォームを考える時にトイレ室内の寸法は重要なポイントの一つとなります。
なぜならトイレ室内の広さによって取り付けることのできる便器の種類が変わってくるからです。
最近の便器は種類や形状も豊富であるため、その中からトイレ室内の広さにあったものを選ぶことがトイレリフォームを成功させるポイントとなります。
一般的に和式と洋式を比べた場合に洋式のほうが奥行を必要とします。
これは洋式のトイレはタンクがあるため和式より便器自体が大きくなることと、和式のトイレは便器にまたがるのに対して洋式の場合は便座に座り、斜め前に立ち上がるためドアとの距離をとっておかなければならないからです。
実際に洋式の新しいトイレを選ぶ際には、便器先端からトイレの入口の扉の内側までの距離が40cm以上、出来ることなら50cm以上確保できる便器を選ぶことをおすすめします。
トイレ室内の寸法が小さい場所に大型の便器を選んでしまうと、立ち上がりに必要な空間をとることができなくなるため、使い勝手が悪いトイレとなってしまいます。
ポイントとしてトイレリフォームを考える場合には、まずトイレ室内の採寸をしっかり行ってください。
トイレ室内の寸法と、リフォーム後に設置する予定の便器の本体寸法や設置に必要な寸法をしっかり考えることで快適なトイレ空間にリフォームすることが可能となります。