ヒートアイランド対策や省エネ対策として屋上緑化や壁面緑化など のエコリフォームも注目されていますが、 まったく別の方法で同じように注目されているのが家の壁や屋根に 塗るだけで住まいが涼しくなる遮熱塗料です。
一般的に遮熱塗料と呼ばれいますが、正式名称は「 高日射反射率塗料」と言います。
遮熱塗料の出荷量は年々増えており、 各メーカーも主力商品として力を入れており新商品も次々と出てき ています。
遮熱塗料の一番の特徴は太陽光に含まれる赤外線を反射し、 建物の屋根や壁に熱が伝わるのを防ぎます。
一般的に使われている断熱塗料が熱を貯め込むのに対し、 遮熱塗料は熱を反射させるため屋根や壁の蓄熱を防ぐので部屋の温 度上昇を抑える効果があります。
メリットとして熱を反射し、 蓄熱しないため屋根や壁の耐久性が向上し長持ちにつながったり、 エアコンの効率が良くなり省エネ効果などがあげられます。
そのため国も環境問題やヒートアイランド対策、 省エネ効果の面から推奨しています。
デメリットとしては価格が一般ペンキの1.5倍~ 2倍ぐらいと高くなってしまうことです。
デメリットとしては価格が一般ペンキの1.5倍~
遮熱塗料は選ぶ色によっても日射反射率が変わり遮熱効果が変わり ます。
一般的に濃色の遮熱塗料ほど表面温度が高くなりやすく、 明るい色ほど日射反射率が高くなって遮熱効果が高まりますので、遮熱塗料の効果を高めたい方には明るい色の塗料をオススメします 。
また日本瓦など屋根材の種類によっては遮熱塗料が使えない場合も あるため、 リフォームで遮熱塗料をお考えの方は事前に確認して下さい。