リフォームの見積りを取る時に必ず最低でも2~3社から「相見積もりを取りましょう」という話をよく聞きます。
「多くの会社から見積もりを取り、金額を比べる」これは間違いではないのですが、重要なのはリフォーム内容を比べることなのです。
どういうことかと言うと、金額が安いからといって決めてしまうのではなく、リフォーム予算内で「皆さんのイメージ通りのリフォームをしてくれる会社を見つけること」これが大事なのです。
わかりやすく車に置き換えて考えてみると、車を買う時に予算が250万円だったとします。
欲しい車はカーナビ付きで音響設備も整っており、最低でも5人乗りと考えた場合
A社の見積もり
金額=180万 カーナビも音響設備も一昔前の古いもを装備しており、車の色も人気のない色で内装もいまいち。
B者の見積もり
金額=220万 カーナビも音響設備も最新のものを装備しているが、車内が狭く5人乗ると少し窮屈。
C社の見積もり
金額=250万 カーナビ、音響設備、ドライブレコーダーやETCも最新の物を装備しており、車内も広く5人乗っても余裕がある。
この場合、値段だけで言うと一番安いのがA社なのですが、皆さんは値段が一番安いA社の車より予算以内に収まり、ドライブレコーダーなどのオプションもついたイメージ通りのC社の車を選ぶのではないでしょうか。
リフォームの見積りもコレと同じように考えてみて下さい。
各リフォーム会社からの見積もりの値段の違いは作業工程であったり、使う材料の差であったり、アフターケアの有無しの違いなどがあるので値段が違うのは当たり前なのです。
リフォーム会社の儲けも入っていますから一概に作業工程や材料の違いだけではないのですが、相見積りを取る時は出来るだけ同じ条件下で各社から見積りを取るようにすると各リフォーム会社の違いが比較的わかりやすくなると思います。
各リフォーム会社からの見積もりは皆さんのリフォームのイメージに対するリフォーム会社からの答えだと思って下さい。
ですから見積りをリフォーム会社選びの判断材料のひとつとする場合、値段だけにとらわれずしっかり内容を見極めて下さい。そして皆さんに合う最高の品質とサービスを提供してくれるパートナーなのか考えて下さい。
「同じ条件下で相見積りを取り、値段だけで判断せず、リフォーム内容をしっかり見極める」コレがリフォームを成功させる秘訣です。