最近では、キッチンのメーカーも様々あり、商品のバリエーションも豊富です。
そしてどのメーカーのキッチンも昔に比べて機能性、収納力、デザイン、カラーバリエーションどの点をとってみても進化していると言えます。
そのような中で、実際にキッチンをリフォームするとなると、どのような事を基準にキッチンを選ぶべきなのかと悩んでしまうかと思いますが、キッチンのリフォームを成功させるには、キッチン選びの前に行っておくべき重要なポイントがあります。
それは「今使っているキッチンをもう一度見直す」ということです。
簡単なことかもしれませんが、これはキッチンをリフォームする上で非常に重要なポイントとなります。なぜなら見直しをすることによって今後のキッチン選びを効率よく進めることができ、なおかつ自分たちのライフスタイルにあったキッチンを失敗せず選ぶ事が出来るからです。
具体的な例をあげますと、「今使っているキッチンに何が足り何のか」また、次のキッチンに「どんな性能や機能がキッチンに欲しいのか」というような事です。
このように今のキッチンの問題点などを見つめなおすことによって、まずはキッチンリフォームの方向性が明確になってきます。
例えば、いま使っているキッチンに収納力がなく困っているのであれば、収納力を重視したキッチン選びをしてみて下さい。
または今のキッチンに食器洗い機や食器乾燥機がついておらず、食器洗い機や食器乾燥機の機能が欲しいのであれば、「収納力+食器洗い機+食器乾燥機」という機能に重点を置いてください。
このように今キッチンで問題になっている点と足りない点、そして次のキッチンに追加で欲しい機能を次々とリストアップしていきます。
キッチンのデザインやカラーなどからキッチン選びをする方もおられるかと思いますが、その方法が間違いっているというわけではありません。
ですが、まずは「問題点」「追加機能」という項目に重点を置いて下さい。
なぜなら「問題点」「追加機能」をクリアしたキッチンにリフォームすることによって、リフォーム後の暮らしはかなり充実したものとなるからです。
様々な機能なども魅力的ではありますが、その機能を使う環境でなければ意味をなしません。
であれば、必要最小限の必ず使う機能を付けたほうが効率よく、安価にキッチンのリフォームが行えます。
またデザイン面でも今では、どのメーカーのキッチンもデザインやカラーバリエーションはかなり充実しており、豊富です。
ですから、「問題点」「追加機能」をクリアしたキッチンを探し、その中からデザインやカラーバリエーションを選択したほうが良いかと思います。
デザイン重視でキッチンを選んでしまうと、入れ替えた当初は見栄えも良くて満足できるのですが、結局使いにくいキッチンとなってしまい後々後悔してしまいます。
であれば、優先順位を「使いやすさ」「機能」として、その次に「デザイン」や「カラー」などを持ってきて選んだほうがキッチンの使い勝手も見栄えも格段にアップします。
キッチンリフォームは決して安いものではありません。キッチンリフォームの相場は50万円~150万円とも言われており何度も何度も出来るものではありません。
ですから、このような視点からキッチンリフォームについて一度考えてみて下さい。そうすることでキッチンリフォームを失敗せずに行うことが出来ます。
そして、最後にキッチンのリフォームを行うのであれば、キッチンのリフォームを専門に行っている会社にリフォームを依頼することをおすすめします。
なぜなら、キッチンのリフォームを専門に行っている会社であればキッチンの仕入れ値を他にくらべ安くできる可能性が高く、なおかつ工事費自体も安くできる可能性が高くなります。
そして、キッチンリフォームのノウハウや商品についての知識があるので安心してリフォームを任せられるからです。