戸建てリフォームはマンションなどに比べると「できる」「できない」の制約が少なく自由度は高めですが、戸建ての住宅の水周りのリフォームについて重要なポイントがあります。
それは、今までない場所にトイレ・キッチン・浴室など水周り設備を設置する場合は注意が必要ということです。
例えばライフスタイルが変わり2階にトイレが必要となったり、2世帯住宅にするために2階にもキッチンや浴室が必要となったりなど、増設リフォームを考えた場合、いままでなかった場所に水周り設備をもってくることになるため、新しく水周りを増設する場所に給排水関係の配管や電気の配線をどのように持ってくるか、また持っていくことが可能かどうかということを事前に調査しておく必要性があります。なぜなら、間取りや排水の勾配などの関係で増設したい場所に増設ができないこともあるためです。
最近は技術の向上や設備の性能も上がっているため増設リフォームの自由度はとても高いですが、水周りの増設リフォームをする場合は、しっかりと「増設できるのか」「増設できないのか」を専門業者と話し合い、判断することが重要です。
そしてトイレ・キッチン・浴室などの水周りは家族が毎日使うものなので、安全で安心して使用でき、尚且つ使いやすい位置に増設することも重要です。
また2世帯住宅などで水周りのリフォームを行う場合は、同時にバリアフリーリフォームのことなども考えておくことをおすすめします。
